野良Wi-Fiの検知に特化した「WiSAS NORA」は、金融市場の反応から誕生したサービスです。
金融機関の方々にWiSASをご紹介したところ「社内で無線LANを利用していないが持ち込まれたWi-Fiやテザリングは監視したい」との要望が相次ぎました。
そこで、「電波強度」と「滞在時間」の2要素で、私物のスマホ・テザリングやポケットWi-Fiといった、野良APを自動的に検知できるサービスを企画開発し、晴れて「WiSAS NORA」が誕生しました。
WiSAS常時監視ソリューションでは、既に「WiSAS 24H365D」と「WiSAS 24H365DPLUS」を提供していましたが、いずれも社内で無線LANを利用していることが前提のサービスでした。
しかし、WiSAS NORAであれば無線LANの導入有無にかかわらず、野良APを検知することができるため、より多くの企業にご活用いただけるサービスとなっています。
また、WiSAS NORAは常時監視によるWi-Fiセキュリティ対策の第一ステップにも適しています。
WiSAS NORAを活用して監視対象エリアに常時設置されているAPを検知し、そのAPが社内の無線LANであればホワイトリスト、その他はブラックリストに仕分けることで、Wi-Fiセキュリティ管理の基礎となるリスト作成することが可能です。
野良Wi-Fiの存在は重大なセキュリティインシデントにつながります。
テザリングで個人のクラウドに機密情報をアップロードしたり、私物のポケットWi-Fi が無線LANの通信を阻害するなど、我々が見つけたインシデント例は枚挙に暇がありません。
そのため、Wi-Fiセキュリティ対策の「はじめの一歩」としてWiSAS NORAの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき有難う御座いました。