製品情報

ニーズに応じた2タイプの
Wi-Fiセキュリティソリューション

Wi-Fiセキュリティの必要性と
偏った対策の実態

Wi-Fiセキュリティの必要性と偏ったセキュリティ対策の現状

ファイアウォールやアンチウイルス、サンドボックスといった有線ネットワーク向けのセキュリティ製品は数多く普及していますが、Wi-Fiネットワークに対する有効なセキュリティ製品はほとんどありません。
Wi-Fiの脅威は、Wi-Fi使用の有無にかかわらず危険です。悪意のあるハッカーはWi-Fiデバイスを侵入口とし、気付かせずにバックドアを開け、マルウェアやランサムウェアを蔓延させ、長期間にわたり企業の重要な情報を抜き取り続けます。ここ数年、その手口が急増し、日本を代表する多くの企業がその憂き目にあっています。
管理外のWi-Fiデバイスがきっかけとなり、Wi-Fiネットワークを介してハッキングや感染が拡大し、企業に深刻なセキュリティ被害をもたらしています。一方で、IPAや経済産業省の発表にもあるように内部からの情報漏洩も激増しています。有線ネットワーク内のデバイス管理は容易にできますが、BYOD(私物のスマートフォンやポータブルWi-Fi)などに代表される「野良」Wi-Fiは、ほとんどの企業で放置されており、情報漏洩の温床になっているのです。

無線ネットワークを管理/監視する方法は過去いくつか発売されていますが、その多くはベンダー統一の必要があったり、アクセスポイントに付属した機能です。
つまりシステムの入れ替えやシステム構築の必要が生まれ、膨大なコストが発生します。
WiSASは、既存システムへの接続や変更を必要としない完全独立型の製品であり、同時に人手を介さず監視可能なフルリモートを実現したフルマネージド Wi-Fi セキュリティ・ソリューションです。

解決策

いつ、どのような手段で襲ってくるかわからないWi-Fiの脅威から自社環境を守るには、無線ネットワークを常時監視し、不正な無線デバイスの利用を自動で検知・遮断することです。
ベンダーによらず、完全に独立したシステムなので、すぐに監視が可能です。

Wi-Fi環境に潜む様々な脅威

驚異の代表例

昨今、システムの多様化と共に悪意のあるハッキング手法も多様化し、IT管理者の運用における稼働がひっ迫しています。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速し、ビジネスシーンにおいてWi-Fi(無線ネットワーク)の利用は欠かせないものとなっています。
Wi-Fi(無線ネットワーク)はとても便利な反面、有線ネットワークに存在しない固有のセキュリティリスクが多数存在します。有線ネットワーク向けのセキュリティ対策では対応できないリスクがほとんどを占めています。

比較的新しいセキュリティ概念が「ゼロトラスト」です。以前は組織の内部と外部を分け、以前は組織の内部と外部の境界を防御する手法が主でしたが、それは性善説を基に内部は安全、外部は危険と位置付けたものです。
一方、ゼロトラストは、あらゆる人やデバイスを信用しないことを前提にしています。
誰もが情報漏洩のきっかけになり得るし、故意に情報漏洩された例も多発しています。
経産省やIPA、その他セキュリティ有識者もその脅威に警鐘を鳴らしています。
多くの企業でWi-Fi デバイスの適切な管理ができておらず、その意識すら乏しいと言えます。
WiSASを用いてWi-Fi環境を可視化すると、現実に驚き、把握することの重要性に気づかれます。
重要なのは、聖域なきゼロトラスト対策。目に見えない電波を可視化し、適切に管理することです。
正規なデバイスか否かを適切に見極め、正規なものだけに通信を許可するクリーンな環境を実現することです。

それらのリスクを適切に管理できなければ、有線ネットワークのセキュリティ対策をいくら強固にしても全てが水泡と化すでしょう。
WiSASであれば、安全で快適なクリーンな環境を作り出す手段や継続的な管理を容易に実現します。

解決策

フルリモート&フルマネージドサービスの『WiSAS常時監視ソリューション』なら、上記すべての脅威に対し有効です。
無線ネットワークを常時監視し、深刻な脅威が発見された場合にはアラートメールを発報すると共に、リアルタイムにWi-Fi電波を遮断する機能も備えたワンストップソリューションです。
また、Wi-Fiデバイスの仕分け機能(データベース)を活用することにより、Wi-Fiデバイスの管理を容易に実現することが可能です。
さらに、無線ネットワークに潜むリスクを月次でレポートしてくれるので、事故が起きる前の予防運用にも効果的です。

WiSAS:2つのソリューション

あらゆるシーンを想定した、2タイプのWi-Fiセキュリティソリューション

Wi-Fi環境を快適に使用するための可視化や最適化支援 、及び不正利用やセキュリティリスクを洗い出す「診断分析ソリューション」と、Wi-Fi環境を24時間365日様々な観点から常時監視し、セキュリティ脅威の存在を自動検知/自動遮断する「常時監視ソリューション」(PCIDSS対応)の2タイプをご提供しております。

専用センサーを設置するだけのかんたん導入

特定のベンダーによらず、完全に独立したシステムのため、既存のシステムを変更したり、既存ネットワークに接続する必要がなく、監視したいエリアにWiSASセンサーを置き、電源を入れるだけで監視を始めます。
監視エリアの電波をスキャンし、管理外のAPや端末など高リスクの脅威を検知した際はアラートを発報、設定により自動でリアルタイム遮断を実行することも可能です。
1つのセンサーで、半径40~50メートル四方のWi-Fi環境を監視します。
報告書(常時監視は月次)は、無線LAN検査の証跡(タイムスタンプ付き)として、様々な監査にご使用頂けます。

* ソリューションにより異なります

Wi-Fiセキュリティに必要な要件をすべて満たす高品質設計

安全なWi-Fi環境を維持するために有効なのが、WIDS(無線LAN侵入検知システム)やWIPS(無線LAN侵入防止システム)です。いくつかの無線LANベンダーから、その機能を謳った製品がありますが、ベンダー限定やAPの一機能故、システムに依存します。
その点、WiSASは完全独立型のWi-Fiセキュリティソリューションなので、容易に導入が可能で、過去の投資も無駄にしません。
様々なニーズにお応えすべく、1Shotの診断分析サービス(3種類)や目的に応じた常時監視サービス(3種)をご用意しています。
取得するデータはWi-Fi電波のヘッダー情報のみなので、WiSASからの情報漏洩はありません。
フルリモートの集中管理方式故に、監視項目はいつでも変更可能です。また、シグネチャを逐次更新することにより、最新型の攻撃にも対応可能です。

WiSASセンサー機器仕様

電源仕様消費電力20W
ACアダプタAC入力100-240V AC/1.5A
DC入力5V DC/4.0A
PoE規格IEEE802.3af
形状外形寸法210mm(縦)×167mm(横)×53mm(高さ)
重量0.6kg
環境条件動作時温度0℃~⁺35℃
保管時温度-20℃~⁺50℃
動作時湿度⁺5%~⁺90% ※結露なきこと
付属品AC電源アダプタ、マウントキット※壁面、天井設置の場合に利用
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