デジタルフォレンジック研究会技術分科会において講演

昨夜、日本のセキュリティ分野の第一人者:名和 利男氏の推挙により、
デジタルフォレンジック研究会技術分科会において、当社代表の雪野が
「実は身近な迫りくる脅威:Wi-Fiセキュリティ管理と調査の必要性」と題し、
約2時間の講演をさせて頂きました。
様々な公的機関の皆様や一般企業の皆様とともに、具体的な事例を交え、
Wi-Fi セキュリティのあるべき姿をディスカッション致しました。

https://digitalforensic.jp/2020/11/13/tech-17-2/

◆講演内容
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威」によると、
【内部不正による情報漏洩】は、2018年8位、2019年5位、そして2020年は2位と
大幅にランクアップしています。その手口として、以前は外付けメモリーや
有線ネットワークを利用した情報漏洩がほとんどでしたが、現在は不許可の私物
スマホのテザリングやポケットWi-Fiなど、総じて「野良AP」を利用した情報漏洩が
激増しています。また、Wi-Fiの脅威はWi-Fi 使用の有無に関わらず危険です。
悪意のあるハッカーは、気付かれずにバックドアを開け、静かに侵入、情報を
抜き取り続けます。昨年から今年にかけて、日本を代表する数多くの企業が
その憂き目にあっています。本講演では、Wi-Fiのセキュリティ脅威にスポットを当て、
その事例に加え、調査や管理強化策についてお伝え致します。

◆講演資料ダウンロードURL
https://digitalforensic.jp/wp-content/uploads/2020/11/tech17-2.pdf

レベルの高い皆様が多く集まったセミナーでしたので、かなり緊張しましたが、
Wi-Fiの脅威、Wi-Fiセキュリティの必要性と対策について、思う存分胸の内を
語りました!