IoT(モノのインターネット)機器を狙ったサイバー攻撃が世界的に急増して
います。日本も例外ではありません。それどころか格好の的にされているよう
です。そういえば複数の企業から相談が舞い込んでいます。
少し前になりますが、巨大な工場を持つ製造業からの相談内容が興味深いので
ご紹介します。
<相談内容>
複数の工場で未知のWi-Fi電波が多数飛び交っているので、まずは見える化を
実施し、恒久対策を検討したい。
しかしながら条件がいくつかあって、、
◆工場内は機密情報の塊なので、出入業者と言えども入室させたくない
◆工場のレイアウト上、電源の場所が限られている
そこでWiSASセンサーとモバイルバッテリーの組合せでPoCを実施しました。
結果、容量20,400mAhで10時間稼働、残量20%という結果。
今どき20,400mAhなどは極々一般的。大容量バッテリーがあれば長時間の稼働が
可能です。勿論、データ量(AP数や端末数など)によって多少の誤差は発生する
でしょうが、UPS(無停電電源装置)と組合わせれば、過去実際にあった停電=
社内のセキュリティシステム停止時の情報漏洩事件のようなケースも阻止できる
ようになります。