WiSASの必要性
基本サービス関連
監視項目が追加されます。
追加される項目:誤設定AP、FakeAP、不正接続AP、WDSAP、ソフトAP、アドホック・ネットワーク
用語関連
WiSASでは次のように定義しています。認可端末および認可APをセーフリストで登録して識別します。認可端末以外の端末が認可APに接続した際に非認可端末と判断されます。
WiSASでは次のように定義しています。認可端末および認可APをセーフリストで登録して識別します。認可端末が認可AP以外のAPに接続した際に不正行為端末と判断します。
WiSASでは次のように定義しています。Wi-FiDirectの電波を送出しているAPを検知します。
Wi-FiDirectAPが内部ネットワークに有線LANで接続されている場合、Wi-FiDirectAPに脆弱性攻撃をしかけて踏み台にされ、内部ネットワークに侵入される恐れがあります。
もしこの項目が検知された場合、位置情報検知オプションによるWi-FiDirectAPの位置特定を行い、発見したデバイスでWi-FiDirectの機能が必要な場合はデフォルトパスワードになっていないことを確認し、不要な場合は機能をOFFにすることを推奨いたします。さらに、対策として自動接続遮断機能の設定を推奨いたします。
WiSASでは次のように定義しています。設定ミスや悪意の第三者の設定変更によるAPの動作変化を検知します。
意図しない設定変更により認証や暗号化のレベルが低くなることで、内部ネットワークに侵入される恐れがあります。もしこの項目が検知された場合、APの設定を再確認し、正しい設定に修正する必要があります。
さらに、意図せず設定変更が発生したAPへの第三者の接続を許さないための対策として自動接続遮断を推奨いたします。
WiSASでは次のように定義しています。FakeAPの存在を検知します。
FakeAPは、無線ネットワーク環境を混乱させるために、悪意を持って多数の偽APを短時間で生成する攻撃です。
FakeAPの発生により端末でのSSIDのリストが膨大になるため、ユーザーが接続したいSSIDを見つけることができず接続が妨害される恐れがあります。もしこの項目が検知された場合、位置情報分析オプションによる、FakeAPの位置特定と撤去を推奨いたします。
WiSASでは次のように定義しています。アドホック・ネットワークへの認可端末の接続を検知します。
アドホック・ネットワークは、無線アクセスポイントを使用せずに端末同士が接続する独立した無線ネットワークです。アドホック・ネットワークに認可端末が接続した場合、認可端末が接続した端末を経由して重要な情報を外部に持ち出されたり、悪意の第三者により認可端末が乗っ取られる恐れがあります。もしこの項目が検知された場合、位置情報分析オプションによるアドホック・ネットワークの位置特定と改善を推奨いたします。さらに、対策として自動接続遮断を推奨いたします。
WiSASでは次のように定義しています。警戒する必要のないデバイスのリストです。「認可」または「ゲスト」という2種類にデバイスが分類されます。「認可」は自社で管理しているデバイスを意味し、「ゲスト」は不特定多数が利用する自社のゲストWi-Fi、もしくは自社の管理下にない悪意のないデバイスを意味します。(近隣の企業など)
また、「認可」と「ゲスト」どちらもデバイスをMACアドレスで選別しますが、「認可」のデバイスはSSIDで選別することも可能です。もし導入以前から「なりすましAP」が設置されていた場合、SSIDで選別すると「なりすましAP」がセーフリストとして登録されてしまう可能性があるため、MACアドレスによる選別を推奨いたします。
WiSASでは次のように定義しています。明らかに管理外で悪意があると思われるデバイスのリストです。「不正」にデバイスが分類され、MACアドレスで選別します。ブロックリストに登録されると、その他のデバイスへの接続が全て遮断され、一切通信ができなくなります。
WiSASでは次のように定義しています。セーフ、ブロックの仕分けができていないデバイスのリストです。
「外部」または「未分類」という2種類に分類されます。「外部」は電波が探知されてから10分以上電波が探知され続けているデバイスを意味し、「未分類」は探知されてから10分以内に探知されなくなったデバイスを意味します。
例えば、ドライブレコーダーやバスのWi-Fiなど、短時間の利用や通りすがりのデバイスが「未分類」となります。
ほとんどのケースで、導入当初はこの未確認リストに属するデバイスが数多く探知されます。Wi-Fiセキュリティを担保するには、それらのデバイスがセーフとブロックどちらなのかを見極め、一つ一つ選別する必要があります。
オプションサービス関連
無線DoS攻撃分析、時系列分析、位置情報分析、センサー設置、コンサルティングがあります。詳細につきましては、こちらをご覧ください。
セルフ環境スキャン、時系列分析、位置情報分析、野良AP分析、無線DoS攻撃分析、センサー設置、コンサルティングがあります。詳細につきましては、こちらをご覧ください。
Wi-Fiのパフォーマンスを劣化させる無線DoS攻撃の発生有無を調査します。
AP間の電波干渉、微弱電波、不感知など、Wi-Fiのパフォーマンスに影響する電波状況を時系列で分析し、非効率な利用や異常な傾向を把握します。
セキュリティポリシーに違反したアクセスポイントや端末の位置を特定します。
※位置情報検知には、センサーが3台以上必要となります。状況によって精度が変わる可能性があります。
お客様ご自身で、何時でも指定された管理グループのAP&端末一覧を取得できるサービスです。
「WiSAS24H365D」「WiSAS24H365DPLUS」用のオプションです。NORAは、電波強度と滞在時間の2要素で脅威を検知します。
任意の期間で分析レポートを出力することが可能です。こちらの分析レポートで検出されたAP/端末一覧より、セーフリスト・ブロックリストの仕分けを推奨いたします。仕分け後は以降のレポートに反映されます。詳細につきましては、こちらをご覧ください。
センサーの最適な位置確認と設置、及び電波取得状況確認です。
※設置場所が東京23区外となる場合、別途交通費をいただきます。また、厚生労働省が定める労働安全衛生法により、高さが2メートル以上の作業においては高所作業と定められており、別途費用が必要となります。
サポート関連
「サービス仕様書」の「サポート仕様」に基づき、受付時間内に問い合わせのメールを確認してから、1営業日以内に受付完了の返信をします。
・受付時間平日10時~17時(土日祝日、弊社休業日を除く)
・お問い合わせ方法E-mailのみ
・連絡先株式会社スプライン・ネットワークWiSAS担当者宛
アラート関連
レポート関連
契約関連
詳細につきましては、こちらをご覧ください。